株式会社オーピー

Grid-scale Storage

系統用蓄電所

太陽光と風力は、発電量が天候と時間帯で変わります。需要と供給を常に一致させる必要がある電力系統では、この変動をどこかで吸収しなければなりません。系統用蓄電所は、余った電力を蓄えて足りない時間帯に放出することで、その調整を担う設備です。

Role

調整力が必要とされる理由

再生可能エネルギーの導入が進むほど、系統全体で必要になる調整力は増えていきます。蓄電所はその調整力を供給する設備のひとつです。

コンテナ型の蓄電設備が並ぶ屋外のイメージ
  • 充電需要より供給が多い時間帯に電力を蓄えます。
  • 放電供給が足りない時間帯に電力を系統へ戻します。
  • 調整力の供給周波数の変動に対して、指令に応じて出力を上下させます。

Scope

対応範囲

  • 開発

    用地の選定と現地調査から、系統連系の接続検討申込、事業性の評価、各種許認可までを進めます。工程の途中で担当が変わらないため、確認と判断を止めずに進められます。
  • 案件の売買

    用地情報の精査、デューデリジェンスに基づく案件評価、地位譲渡契約に至るまでの調整を行います。単なる引き合わせではなく、案件の状態を精査したうえでの手続きの管理です。
  • EPC施工

    設計、機器の調達、土木・基礎・電気工事の施工までを担います。運転開始後の遠隔監視と定期点検も継続してお引き受けします。

Development Flow

開発フロー

用地の確認から運転開始後の保守までを一貫して進めます。接続検討は一般送配電事業者の回答を待つ工程で、当社が結果を左右できるものではありません。

  1. 用地の選定と調査現地の状況、法規制、周辺の系統設備を確認します。
  2. 系統連系の接続検討申込一般送配電事業者へ接続検討を申し込みます。
  3. 接続検討回答と工事費負担金の確認回答の内容と負担金の条件を確認します。
  4. 事業性評価と基本設計運用の想定を置いて配置と単線結線図をまとめます。
  5. 各種許認可電気事業法、消防法、都市計画法などの手続きを進めます。
  6. EPC施工土木、基礎、電気工事、機器の据付を管理します。
  7. 系統連系と運転開始連系試験を経て運転を開始します。
  8. O&M遠隔監視と定期点検で運転開始後を支えます。

Project Transfer

案件の売買の進め方

案件を引き合わせるだけの取引はしていません。状態を精査し、譲渡の条件が確定するまでの手続きを管理します。

  1. 01

    用地情報の精査

    土地の権利関係、法規制、周辺の系統設備の状況を確認します。図面と現地の双方を突き合わせ、資料だけでは分からない条件を洗い出します。
  2. 02

    デューデリジェンスに基づく案件評価

    接続検討の回答内容、工事費負担金の条件、許認可の進捗、契約関係を精査し、案件が今どの状態にあるかを整理します。
  3. 03

    地位譲渡契約に至るまでの調整

    当事者間の条件を整理し、譲渡の範囲と時期、引き継ぐ義務の内容が確定するまでの調整を担います。

Revenue Structure

収益の構造

系統用蓄電所は3つの市場から収益を得ます。それぞれ性質が異なり、変動する要因も違います。

  • 容量市場Capacity Market

    収益の性質
    将来の供給力を提供する対価として、あらかじめ定められた期間に対して受け取ります。
    変動要因
    オークションの約定結果と、期間中の供給力の提供状況によって変わります。
  • 需給調整市場Balancing Market

    収益の性質
    周波数の調整などに使う調整力を提供する対価として受け取ります。
    変動要因
    商品区分ごとの応札と約定の結果、および指令に対する実際の応動によって変わります。
  • 卸電力市場でのアービトラージJEPX Arbitrage

    収益の性質
    価格の低い時間帯に充電し、高い時間帯に放電したときの差から生じます。
    変動要因
    スポット価格の推移と、そのときに充放電できる量によって変わります。
3つの層の高さは同一です。層の高さや面積は、市場ごとの収益の規模や比率を表すものではありません。並び順も優劣を表しません。市場から得られる収益は制度の設計と運用の実績によって変わり、当社が特定の水準をお約束するものではありません。

Safety

安全と品質の考え方

蓄電設備は電気事業法と消防法の双方が関わる設備です。設置場所の用途地域、離隔距離、消火設備の要件は自治体ごとに運用が異なるため、計画の早い段階で所轄と確認しながら進めます。

機器は仕様と試験成績を確認したうえで選定します。運転開始後は遠隔監視と定期点検を組み合わせ、異常の兆候を早く見つける体制を取ります。

For You

想定するお相手

  • 用地をお持ちの地権者の方

    所在地と面積、周辺の状況をお知らせいただければ、蓄電所の用地として検討できるかをご相談します。現地調査の要否からお話しします。
  • 案件をお探しのデベロッパー・投資家の方

    案件の状態を精査したうえでお引き合わせします。接続検討の進捗や許認可の状況を整理してお伝えします。
  • EPCパートナーの方

    施工の一部または全部をお願いする形でのお取引を承ります。対応可能な工種と地域をお知らせください。

FAQ

よくあるご質問

  • 用地はどのくらいの広さが必要ですか。
    設備の規模と配置によって変わります。まずは所在地と面積、周辺の系統設備の状況をお知らせいただければ、現地調査の要否からご相談します。
  • 接続検討の回答が出る前でも相談できますか。
    できます。申込前の段階からご相談いただけます。なお系統の空き容量は他の事業者の申込状況によって変動するため、回答が出るまで連系の可否は確定しません。当社が連系を確約することはできません。
  • 収益はどのくらい見込めますか。
    市場の制度と運用の実績によって変わるため、当社から特定の水準をお示しすることはしていません。何によって変わるのかは「収益の構造」の節に整理しています。個別の条件を伺ったうえで、前提の置き方からご相談します。
  • 開発の途中まで進んだ案件でも引き受けられますか。
    案件の状態によります。接続検討の回答内容、許認可の進捗、契約関係を確認したうえでご相談します。

いつでもご相談ください。

系統用蓄電所・太陽光発電の案件や用地のご相談、PLACENTA LI の原料、トラックリースについてのお問い合わせを承ります。